お子さんのやる気について、こんなお悩みはありませんか?
- 宿題をなかなか始めない
- 勉強に身が入らない
- 習い事に行きたがらない
「どうしてやる気が出ないの?」
と不安になったり、ついイライラしてしまうこともあると思います。
でも実は、子どものやる気には“親の関わり方”が大きく影響しているんです。
本記事では、子どものやる気を引き出すために、親としてできる関わり方のヒントをご紹介します。
「やるかどうか」を決めるのは子ども自身
人は誰でも、自分で決めたことには前向きになれますよね。
これは子どもも同じです。
「宿題やりなさい!」と命令されるより、
「先にやる?それとも夕飯のあとにする?」と聞かれた方が、自分で選んだ感覚が持ててやる気も出やすくなります。
✅ 小さなことでも「選ばせる」習慣を
- 「どのドリルからやる?」
- 「おやつのあとにやる?それとも先にやっちゃう?」
こんなふうに、子どもが自分で決める場面を意識的に作ってあげましょう。
「自分で決めた!」という感覚が、やる気のスイッチになります。
「結果」ではなく「努力」に注目する
テストで90点を取ったとき、つい「なんであと10点取れなかったの?」と言ってしまったこと、ありませんか?
でもそれ、子どものやる気をしぼませる原因かもしれません。
大事なのは、結果ではなく、そこまでの過程を見てあげること。
✅ 子どもの「がんばり」を言葉で認める
- 「今日は集中してたね」
- 「難しい問題もあきらめなかったね」
- 「前より丁寧に書けてるね」
こんな声かけを続けると、子どもは「がんばったことを見てもらえた」と感じて、次もやってみようという気持ちになります。
叱るより、まず「共感」!「見守る力」が子どもの安心感を育てる
子どもがやる気を見せないとき、
「ちゃんとしなさい!」「いつまでダラダラしてるの?」と言いたくなる気持ち、よくわかります。
でも、子どもだって日によって気分が乗らなかったり、学校で嫌なことがあったりするんですよね。
✅ まずは気持ちに共感してみる
- 「今日は疲れてるのかな?」
- 「気がのらない日もあるよね」
- 「どうしたの?なにかあった?」
こんなふうに寄り添うことで、子どもは「分かってもらえた」という安心感を持てます。
そして安心できると、自然とやる気も戻ってきます。
共感→安心→やる気という順番を意識すると、子どもは少しずつ前向きになります。
やる気は育てるもの
子どものやる気を引き出す関わり方は、特別なことではありません。
今日からできるちょっとした工夫の積み重ねです。
- 子どもに小さな選択を任せる=「決めさせてみる」
- 結果ではなく努力をほめる=「努力をほめる」
- 感情に寄り添い、見守る=「気持ちに寄り添う」
この3つを意識するだけで、子どもは少しずつ変わっていきます。
最後に…
本記事では、子どものやる気を引き出すために、親としてできる関わり方のヒントをご紹介しました。
そして、何より大切なのは、親自身も「完璧じゃなくていい」と思えること。
焦らず、比べず、お子さんと一緒に「やる気の芽」を育てていきましょう。